TOEICのリスニング問題で満点を取りたいんだけどどうしたらいんだろう…
リスニング問題のパート別に満点を取るコツってあるのかな?
TOEICのリスニング問題で満点が取れなくて苦しんでいる人に、解答のコツやちょっとしたテクニック、おすすめの教材を紹介します。
もくじ(クリックでページに飛べます↓)
TOEICのリスニング問題で満点を取る方法【出題形式の変更点を知る】
TOEICを初めて受験する人は、TOEIC問題の出題形式が2016年5月から一部変更になったことを知らないかもしれません。
変更点を知っておくと対策方法がハッキリわかるので、まずは最新のTOEIC出題傾向を概観しておきましょう。
【 TOEIC・リスニングの出題形式変更点 】↓
- パート1が10問→6問に変更。
- パート2が30問→25問に変更。
- パート3が30問→39問に増加。
- パート4が30問→変更なし。
比較的解きやすいパート1とパート2の問題数が減っていますね。代わりに難問といえるパート3の問題数が増えています。
このためTOEICで高得点つまり満点を取るコツは、パート3の問題を強化することが大事だとわかります。
ポイント
安いからといって、うっかり中古で一昔前のTOEIC対策本を買ってしまうと対策方法が最新のものとちがってしまい、満点を取ることがむずかしくなります。TOEIC対策の参考書は最新の出題形式のものをえらびましょう。おすすめのTOEIC対策本はTOEIC初心者が絶対読んでるおすすめ参考書18選+1【究極】で紹介しています。興味のある方はごらんください。
TOEIC初心者が絶対読んでるおすすめ参考書18選+1【究極】
続きを見る
TOEICのリスニング問題で満点を取るコツ【1~4パート別】
知ってるのと知らないのとでは差の出る、TOEICのリスニング問題で満点を取るためのパート別対策法を紹介します。
ちなみTOEICの各パートで満点を取るためには英語の語彙力が必要です。単語の意味がわからなければリスニングで聞き取れたとしても意味がわからず問題を解くことができません。
英語の語彙力を増やすコツは、TOEIC専用の英単語本を1冊覚えることです。TOEICテストに直結した英語の語彙力を増やせるのでTOEICに関係のないムダな単語を覚えずにすみます。
TOEICの語彙力をふやしたいなら「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)」がぶっちぎりでおすすめです。
もう一つ大事なコトは、じぶんの今のTOEICレベルがどこにあるのか、どのパートが苦手かなど自己分析をちゃんとしておくことです。
今の現在地がわからなければ、どこにすすんだらいいのかわかりませんよね?
「苦手なパートがわかる→そこを克服する」が時間のムダがなく効率的にTOEICでスコアアップをねらえる方法になります。
以下の参考書を使って、実際過去に出題されたTOEIC試験問題を時間を計りながら解いてみましょう。
採点をすれば、あなたの苦手箇所がハッキリわかりますよ。
パート1のリスニング問題を解くコツ
TOEICリスニング問題のパート1は、1枚の写真を見て4つの選択肢から正しいものを選ぶ問題です。
パート1のリスニング問題は、たとえ写真に人物が映っていたとしても、CDから流れてくる英語を聞いてみると、なぜか写真に写ってはいない背景や物に焦点が当てられていることが多いです。
といっても、ある程度リスニング力が養われていれば、パート1で満点を取ることはカンタンです。
もしパート1でつまづいているようなら、リスニング力の問題というよりも英語の文法(=英語基礎力)ができていないことに原因があります。
その場合、中学英語の英文法を1からやり直すことをおすすめします。(わたしも英文法はペーペーだったのでコレからやり直しました。)
まずはこの1冊をやりこなしましょう。↓
パート2のリスニング問題を解くコツ
TOEICパート2のリスニング問題は引っ掛け問題が多いパートです。
そして、パート2の問題は、CDから流れてくる最初の英単語を聞き逃さないことがとても大切です。
例えば、パート2の英文の冒頭は疑問詞が出てくることが多いので、最初の英単語を聞き逃してしまうと英文の意味がまったくわからなくなってしまいます。
もし、TOEICパート2のリスニング問題でつまずいているなら、英語を聞く耳(=リスニング力)をきたえる必要があります。
「でも、英語って聞き取りにくい…」っておもいますか?
実は、英語と日本語って周波数がちがう言語。なので、ある程度耳が英語を聞き慣れていないと、日本人の耳には英語が聞き取りにくいんです。
じゃあ、どうしたらいいかというと、英語の周波数が聞こえる耳になるよう特訓する必要があります。
最近では安価で英語の耳が鍛えられるリスニング本が売られていますので、一つえらんで取り組んでみることをおすすめします。
個人的にはコレがおすすめです。↓
参考書は効率的かつきちんとやれば効果的に英語耳をきたえられますが、途中であきてしまっては意味がありません。
TOEIC対策とはいえ、たまには息抜きに海外映画やアニメを英語で聞くのも耳を英語を慣れさせる効果的な方法です。
とにかく耳に英語を聞かせ続けることが大事なので、
パート3のリスニング問題を解くコツ
TOEICのリスニング問題パート3は、「2人または3人の会話を聞いて、正しいものを選ぶ」というものです。
リスニングした英文と問題用紙に描かれている表や地図といった視覚情報を元に問題を解くため、パート1やパート2以上のリスニング力が求められます。
TOEICパート3の問題は、設問と選択肢が問題用紙に書かれているため、これに目を通しておけば有利に問題を解くことができます。
でも、「パート3の設問や答えを読むヒマなんてあるの?」っておもいますよね。(笑)
パート1とパート2のインストラクションは1分30秒ほどあって比較的長めなので、インストラクションの時間をパート3を先読みする時間に使えば、いきなりパート3のリスニング問題を解くより余裕がうまれます。
とはいっても、パート3の問題を実際に解くまではパート1とパート2のリスニング問題を解かないといけないので、先読みしたことをすべて覚えることはできません。
そのため、パート3のリスニング問題を先読みする場合は最初の1問分のみ先読みするのがコツになります。
もちろん全部を先読みできるならパート3すべての設問と選択肢を読んでおいてください。あとが楽になります。
でも、現実問題パート1とパート2のインストラクション中にパート3の設問と選択肢を全部読んで記憶しておくのはとてもむずかしいです。
なので、パート3の問題に入ったら、「1問読んでは問題を解く→解き終わったらまた次の問題を先読みする」という方法が、パート3のリスニング問題で満点を取るコツになります。
TOEICリスニング問題のパート3は、「先読み→聞く→解く→先読み→聞く→読む」のリズムが大切です。
なかなかすぐには習得できないと思うので、本番でもしっかりできるように、以下の本でしっかり型を身につけましょう!
パート4のリスニング問題を解くコツ
TOEICリスニング問題のパート4は、電話やCMなどアナウンスしている英語を聞きとる問題です。まず状況設定をつかむことがパート4の問題で満点を取るコツになります。
- しゃべっているのはだれ?(社長?アナウンサー?お母さん?)
- だれに話している?(社員?視聴者?子供?)
しゃべっている人物はだれなのか、話している相手は誰なのか、をいち早くつかんで、頭で情景を映画のワンシーンのようにイメージすることがパート4で満点を取るコツです。
また、パート4のリスニング問題は、パート3と同じで問題の設問とこたえの選択肢が記載されています。
そのため、TOEICパート3の問題とおなじ「先読み」することでいくらか有利に問題を解くことができます。
ただし、パート4の問題はかなりハイレベルなため、先読みレベルの小手先テクニックだけでは満点取るのがむずかしいです。
やはり、TOEICのリスニング問題で満点を取るには「真の英語リスニング力」が必要。
TOEICとは本来、英語の力を計るためのテストですからテクニックだけでは点数を取れまくてあたりまえ。
当然と言えば当然ですよね。
逆に、本当の英語力があればTOEICで満点取ることは容易になります。
990点のTOEIC満点まで100点以上の開きがあるなら、基礎英語力をしっかり身につける必要があります。
TOEICで満点を取るために必要な基礎リスニング力を身につける方法
TOEICで満点を取るためには、リスニング問題を確実に聞き取り、解答することが必要です。
特にパート3やパート4になってくると、長い英文を聞くための高い集中力が必要になってきます。
さらに日本人の聞き間違えやすい似たような単語(”lice”と"rice"など)を確実に聞き取る英語を聴く力も必要です。
でも、ちょっと考えてみてください。
そもそも、一字一句100%英語を聞き取ることなんてムリだと思いませんか?
想像といっても、空想しているわけではなく、その時の状況・経験・聞き取れた言葉などをいろいろ分析して、聞き取れなかったところを脳がうまくカバーしてくれているわけです。
なので、日本語でも一語一語すべて完璧に相手の話した言葉って、いちいち覚えていないですよね?
「こんなこといってたなぁ~」といったように、大体を大まかに聞いてる(覚えてる)だけで細かいところは脳が勝手におぎなってくれているんです。
100%すべての英文を聞き取れ(=覚えられ)なくても、何をいっているか理解できる真の英語リスニング力があれば、TOEICで満点をとることが容易になります。
そのためには、英語で聞く・話すといった経験値を増やさなければなりません。
つまり、英語を本質的にきたえていくことが必要です。
そうすれば、TOEICのリスニング問題で満点を取るだけでなく、TOFELや英検などすべての分野で役に立ちます。
そのためには、やはり地道な努力が必要ですが、独学で参考書だけをたよりにやると挫折したり、勉強方法に生きづまったりして、結局やめてしまいがち。
なんとかして日常的に負担にならず、楽しく学習できる方法はないか…
いろいろ試してみて、何でもあきやすいタイプのわたしが出した結論がスタディサプリ ENGLISHを使った英語学習法です。
スタディサプリ ENGLISHを使うと、リスニング能力を高める以下の5つの要素を自然に身につけることができます。
- 音のつながり・アクセントがわかる
- 正しい発音で英語を聞き取れる
- 聞き取った英語を瞬時に理解できる
- 聞いた英語を日本語に訳さず頭にイメージできる
- 聞き取った英語と質問された英語の関係を理解できる
これだけのリスニング強化ができるアプリは他にないと思います。\(゜ロ\)(/ロ゜)/
TOEIC本番までに時間がないなら参考書よりスタディサプリEnglishのような学習ツールに頼る方が効率的です。
独学でTOEICのスコアアップに伸び悩んでいるなら、最新学習ツールを使うのも一つの方法になります。
ツールのいいところは時短で勉強できることですからね。
TOEIC本番までに時間がないなら【スタディサプリ ENGLISH】をおすすめします。無料体験できるので、良さを体験してみてくださいね。
スタディサプリは無料体験を1ヶ月できる?TOEICコースもタダ?
続きを見る
TOEICリスニング問題で満点を取るコツ:まとめ
TOEICのリスニング問題で満点を取るための対策法をパート別に紹介しました。
TOEICは試験なので、満点を取ることは可能です。でもやっぱり、何よりも大事なのは基礎英語力。
基礎がしっかりしていれば、応用もできますし小手先のテクニックに頼らずにすみます。
グローバル化がすすんでいるので、英語の必要性はますます強くなっています。そのためTOEICの出題傾向もいつ変わるかわかりません。
だからこそ、真の英語力が必要です。
なにより、英語はできたら楽しいですからね。
いそがしいですが、ちょっとした時間を活用して英語力アップに励んでいきましょう。
TOEIC対策おすすめ人気スクールランキング比較10選【初心者でも短期効果保証】
続きを見る
無料で英語が勉強できるオススメ英語学習サイト18選!【独学OK】
続きを見る