指定校推薦で受験生を落とす大学があるとささやかれています。
じっさい、落とす確率はどのくらいなのでしょうか?
以前までは指定校推薦すれば、ほぼ100%合格するといわれていました。
ですが、2020年の大学入試改革によって、指定校推薦も対策が変わってきています。
しっかり対策をしていないと、校内選考をとおったとしても大学側に不合格の烙印をおされてしまいます。
この記事では、指定校推薦で落ちる理由と大学側に落とされないための対処法を紹介します。
もくじ(クリックでページに飛べます↓)
指定校推薦で受験生を落とす大学はある?
指定校推薦で受験生を落とす大学はあります。
よくある話だと、指定校推薦すればほぼ100%合格するといわれていますが、受験生を落とす大学はたしかに存在します。
例えば、医学部は落ちやすいといわれています。
命が関係する大事な分野なので、大学側も慎重に人をえらんでいるのかもしれません。
指定校推薦で落とす大学を見つける方法
指定校推薦で受験生を落とす大学を見つける方法には2つあります。↓
大学の公式ホームページを見る
塾講師や学校の先生、先輩に聞く
指定校推薦をする大学のなかには、学校のホームページに指定校推薦の出願条件をくわしく載せている所もあります。
たとえば、科目ごとの評定基準(数学は4.0、英語は4.3以上など)や外部英語検定(英検)が必須かどうかなどです。
また、学校の先生に聞くことも有効です。
過去に学校の生徒で指定校推薦に落ちた人がいないか聞いてみると、有力な情報がえられるかもしれません。
じぶんの通っている塾の講師や先輩に聞いてみることもできます。
指定校推薦を落とす大学の理由とは
指定校推薦を落とす大学側の理由としては、以下の4つが関係しています。↓
基礎学力がない
志望動機がよくない
出願希望者が多いと定員割れで落とすことも
合格発表後の生活態度
どれも注意していればさけられる問題です。
基礎学力がない
基礎学力がないと、指定校推薦で大学に落とされる可能性があります。
理由としては、2020年度からスタートした大学入試改革が関係しています。
大学入試改革がはじまってから、指定校推薦では以前のように書類審査と面接だけでなく、学力も測られるようになりました。
といっても高レベルの学力を求められるわけではなく、基本的に基礎学力がある程度で大丈夫です。
ですが、著しく学力が低い受験者だと指定校推薦を落とす大学もあります。
過去の指定校推薦の経験をうのみにして、特に勉強しなくてもいい、と思わないことが大切です。
指定校推薦では、面接で受かっても学力不足で不合格になる例もあります。
志望動機がよくない
面接のとき、志望動機を聞かれることがあります。
志望動機にうまくこたえられないと再面接、または指定校推薦に落ちる可能性が高くなります。
たとえば、以下の点にうまくこたえられないと大学側が受験生を落とす原因の一つになります。
志望理由がハッキリしていない
入学後のやりたいことが不明瞭
志望動機をしっかり考えて対策しておけばほかの受験生と差別化できます。
指定校推薦とはいえ油断せず前もって準備しておきましょう。
出願希望者が多いと定員割れで落とす
大学側の募集人数とくらべて出願希望者が多いと定員オーバーで落とされることがあります。
募集している受験生の人数よりも出願希望者が多ければ、必然的に大学側も落とすしかありません。
(人数オーバーで落とされないための方法はあとで後述します。)
合格発表後の生活態度
指定校推薦で合格したあとの生活態度によっては、大学側が受験生を落とす可能性があります。
たとえば、生活態度には以下のものがあります。↓
学校の出席日数
犯罪行為
指定校推薦で合格した後も、ふだんどおり真面目に生活していれば大丈夫です。
合格したあとは自動車学校にいったり、将来の目標プランを考えたりと時間を有効に使うようにしましょう。
指定校推薦で落とす大学から不合格にされる確率は?
指定校推薦で受験生を落とす大学から不合格にされる確率は一般学部と医学部で異なります。
指定校推薦の倍率は以下の通りです。↓
- 一般学部…約1倍
- 医学部…3~4倍
一般学部では校内選考に通過さえすれば落ちることはほぼないといえます。
いっぽう、医学部の倍率は一般に比べて倍率が高くなるため不合格になる確率はあがります。
指定校推薦で落とす大学がある中で合格する方法
指定校推薦で受験生を落とす大学はあるものの合格することはできます。
そのための対策を3つ紹介します。↓
面接の準備をしっかりしておく
学力を落とさない
合格発表後も真面目に生活する
わかりやすくひとつずつ説明しますね。
面接の準備をしっかりしておく
面接でうまく志望動機をいえないと、指定校推薦で大学側が受験生を落とすことがあります。
なぜこの大学に入学したいのか、入学したあと学校で何をやりたいのかをちゃんと伝えられるように準備しておきましょう。
こちらの出願理由があいてにきちんと伝われば、「この生徒にきてほしい」と大学側におもってもらえます。
しっかりじぶんをプレゼンできるように対策することが大事です。
「指定校推薦はなにもしなくても絶対合格できる」と考えて何も対策していないと、落とされる可能性が高くなります。
逆にしっかり対策すれば、何も準備してこなかった受験生と差がでて合格率が高くなります。
学力を落とさない
2019年までとちがい2020年から大学入試改革がおこなわれ、指定校推薦でも書類と面接だけでなく学力も問われるようになりました。
たとえば、英語の成績は良くても数学が基準に達していなければ不合格と判断する大学もあります。
学力不足で大学側から落とされることのないよう、日々の勉強をがんばりましょう。
英語に力をいれる
最近では、外部英語検定(英検など)が指定校の出願条件になっている大学がふえています。
前年はなかったのに、今年は指定校推薦の条件に外部英語検定が追加されている!という例もあります。
指定校推薦であれば英検2級をめざすのが理想です。
ただし、英語を重視する学科のばあいは、もっと高い英語能力をもとめられる可能性もあります。
英語は成績に個人差がでる科目ですので、今からスタディサプリなどでしっかり対策しておきましょう。
指定校推薦で落とす大学はある?不合格にする理由と確率:まとめ
指定校推薦で受験生を落とす大学があるのか、について紹介しました。
ほぼ100%合格するといわれてきた指定校推薦ですが、2020年の大学入試改革によって内容が変わりつつあります。
以前のように「指定校推薦は校内選考すれば何もしなくても絶対合格できる」とはいえない状況になってきました。
学力も重視されるようになり、特に英検対策は重要です。
とはいえ、しっかり対策すれば指定校推薦で不合格になる確率はグッと減ります。
指定校推薦で受験生を落とす大学側の理由としては、
基礎学力がない
志望動機がよくない
出願希望者が多いと定員割れで落とすことも
合格発表後の生活態度
があります。
指定校推薦は合格しやすいとはいえ対策は必要です。
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